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【ベトナム紀行①】ラムドン省バオロクのコーヒー収穫期|農園との絆と街のクリスマス

2025年12月上旬、ベトナムの取引先でありパートナーでもあるTung氏と一緒に、直営農園や提携農園を数日間かけて訪れてきました。本記事では、最初の訪問先となったラムドン省バオロク(Bao Loc)でのコーヒー収穫の現場、農園主たちとの交流、そしてカトリック色の強い街並みについてご報告します。

ラムドン省バオロクへ|ホーチミンから車で数時間の旅路

今回最初の訪問先は、ラムドン省バオロク(Bao Loc)。ホーチミン市をお昼前に車で出発し、途中休憩をはさみながら走ること数時間、到着したのは日が暮れるころでした。

収穫期のコーヒー農園|真っ赤に実った果実と夜まで続く作業

この時期はちょうど、収穫から乾燥までの工程がピークを迎えるタイミングで、収穫前の真っ赤に実ったコーヒーの果実を見ることができました。

例年より雨が多かったこともあり、今年の出来は上々とのこと。日が暮れてからも作業は続き、私たちも収穫や選別のお手伝いをしました。

バオロクのコーヒー農園で夜まで続く収穫後の選別作業の様子
日が暮れてからも続く収穫・選別作業

農園主家族との食卓|信頼関係が生む現地の生きた情報

こうした農園の人々とのコミュニケーションを通じて信頼関係が築かれ、現地のさまざまな情報を知ることができます。夜は、いつも農園主のご家族と一緒に街の食堂を訪れ、温かい料理と会話を楽しみながら、ゆっくりと一日を振り返ります。

ベトナム・バオロクの街の食堂で農園主家族と夕食を囲む様子
農園主のご家族と訪れた、街の食堂での温かい夕食の時間

カトリック色の強い街・バオロク|クリスマスの灯りとフランス統治の名残

バオロクの街にはカトリック教会がいくつもあり、クリスマスシーズンになると、教会やその周辺がイルミネーションや飾りでとても華やかになります

公的な統計でも、市民の約半数がカトリック信者とされており、ベトナム全体の平均と比べてもカトリック色の強い地域です。19世紀以降のフランス統治時代にカトリックが広まった歴史もあり、今も街の景観や祭りの雰囲気の随所に、その名残を感じることができます。

ベトナム・バオロクのカトリック教会の内部、クリスマスシーズンのミサの様子
クリスマスシーズンのバオロク。市民の約半数がカトリック信者と言われる土地柄

次回は、コーヒーの街として知られるラムドン省ディリン(Di Linh)の農園訪問の様子をお届けします。
【ベトナム紀行②】コーヒーの街ディリン|農園訪問とGIブランド化への取り組み